2017年06月12日

☆プロローグ☆

☆プロローグ☆
 
   やえせちょう  ともり
その昔、現八重瀬町 の 富盛 の村では、

たびたび火事が起こっていた。

困った村人がある風水師に

相談したところ、

 やえせだけ
「八重瀬岳(高さ163m)は

 火の性質を持っている。

       しし
 そこに向けて獅子を建てよ」

と教えられた。

風水師の助言をもとに1689年、

ともり  せきちょうおおじし
富盛の 石彫大獅子 が建てられた。

すると、

村の火事がぴたりとおさまり、

平和な日々を取り戻すことができた。

その後、石で作った獅子を設置すると

災いを防ぐことができると信じられ、

沖縄中に守り神として石獅子が広まっていった。

それが「シーサー」の始まりである。

八重瀬町には、現在も18体の

石獅子が残っており、

1945年の激しい沖縄戦を

耐え抜いた石獅子もいるのである・・・


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Posted by 自然体験学校 沖縄校 at 08:00│Comments(0)始める前に読んでね♪
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